VS ロボット まず検索エンジンはディレクトリー型とロボット型の2種類に分けられます。ディレクトリー型には Yahoo!とDMOZの2つが代表的で、それぞれエディターによる審査によって選ばれたサイトのみが登録されています。ですがSEOの本来の概念は「(某書引用)サイトの重要な要素、評価してほしい要素をロボット型エンジンに適切に伝えられるように、個々のウェブページのHTMLコーディングやウェブサイト構造を見直す一連の作業」を指すので、ディレクトリー型エンジンへの登録対策はここでは省きます。 で、、後者のロボット型検索エンジンで如何に上位に表示され、尚且つそこに適切なコメントを表示させアクセスを得るか・・・を考えてみます。 1. Googleに登録する。 2. HTMLの書き方に気をつける。 3. 検索エンジンスパムをしない。 4. その他 Google独占市場 まず1.ですが、日本のロボット型検索エンジン対策=Google対策といっても過言ではありません。Yahoo!など日本の主要ポータルサイトのほとんどが、ページ検索としてGoogleを採用しています。 Googleはスパイダーと呼ばれるソフトウェア(ロボット)を利用して、自動的に世界中に存在するウェブページ情報を収集していきます。したがって勝手に登録されてしまうものなので本来登録という作業は必要ないのですが、新規に開設したようなサイトであれば登録申請をしておいてもよいかと思います。 HTMLのチューニング つぎに2.のHTMLの書き方ですが、以下某書籍を参考にしたものを箇条書きにしてみます。 * 内の文字はそのまま検索結果一覧の見出しとして利用されるため、 サイトタイトルなど固有名詞以外にも重要なキーワードを入れるべき。 * <BODY>タグ直後の200文字程度が特に重要視される。 <BODY>タグ直後に<TABLE>などレイアウト用のタグが長く続かないよう心がけるべき。 * <META name=keywords>や<META name=description>は 現在の多くの検索エンジンには対応していない為書かなくても良い。 * <A>タグにはさまれた文字は重要なキーワードとして評価される。 バナー等画像でのリンクは控えるべき。 * <H>タグ内の文字は見出しを表すものであり、 検索エンジンも重要なキーワードであると認識している。 * 上と同様に<STRONG>や<EM>など強調をあらわすタグ内も 重要なキーワードがあると検索エンジンは認識する。必要に応じて使用すべき。 検索エンジンスパム つぎに3.の検索エンジンスパムについてですが、検索エンジンスパムとは 「検索結果の上位に表示させることだけを目的に、検索エンジンのアルゴリズムを悪用した手法を実践し、検索結果の精度を低下させる行為」を指します。つまりJavaScriptやCSS等を悪用して、実際画面には表示されずサイト内容と関係ない検索キーワードなどを隠す行為をされては迷惑、、というわけです。ただし既にGoogleなどの検索エンジンではこれらスパム行為に対策がなされていて、全く効果がないばかりでなく、検索結果が下位に下がるなど厳しい罰則もあるそうです。逆に普通に正しい構文でサイトを構築していれば検索結果の上位に行きますよ、とも言い換えられると考えられます。 SEOのまとめ 最後にその他のSEOテクニックをまとめてみます。 * 検索エンジン最適化において「HTMLがシンプルで論理構成が明確なものほど良い」といわれている。 理由は、余分なタグが存在せず検索エンジンが容易に内容を評価できるからである。 * フレームを利用したサイトを作らない。 なぜなら、親フレームに文字情報が無い場合がほとんどだからである。 * JavaScriptやCSSを使用している場合は外部ファイルに設定する。 <BODY>タグの出現位置を高くし、テキスト文字の重要度を高める効果がある。 >ソースを隠す方法 HTMLソースは隠せる? これを望む管理人の思惑はさまざまですが、一般的には『画像ファイルを持っていかれたくない。そのURLを隠したい』などや中には、『優れたサイトなのでそのHTMLソースを流用されたくない』という方までいらっしゃると思います。果たして隠すことは可能なのでしょうか? まず最初に述べますが、完全に隠すことは不可能です、と思います。。。でもある程度なら・・・ということで、その方法を考察していきたいと思います。 1. ブラウザの機能を制約する(右クリ禁止等)。 2. 上記に+αして・・・ 3. エンコードする。 4. XORで暗号化。 5. サイト全体をフラッシュで製作する。 6. その他 ブラウザの機能を制約する まずは、1のブラウザの機能を制約する方法ですが、右クリ禁止は全くといってよいほど意味が有りません。ですよね・・・?IEならブラウザ上部のパネルに『Notepadで編集する』があるんで。。。それらも使えなくさせる方法が有るそうですが、私は知りませぬ。。。ちなみに右クリ禁止の方法は二通りありまして、両者とも当サイトコンテンツJavaScriptJavaScriptとHTMLHTML に詳しく掲載してますので、ここでは省略します。 というわけで2の方法ですが、一般的?には『フレームページ+右クリ禁止+ソースに改行をしない』が有ります。目的にたどりつかせることを若干面度くさくしてはいますが、本題の『ソースを隠す』ことにはなってないですね。 ソースの暗号化 では3のソースをエンコードする方法です。これにはマイクロソフトのScript Encoder というツールを使います。IEにしか対応しないページになってはしまいますが、これは一応本題の解決として当てはまるかと・・・ 次に4のXORで暗号化する方法ですが、これはベクターにツールが落ちてます。直リンしたいんですけど問題があると面倒なので・・・。そんなことよりこの方法はネスケでもいけるので最強かなと。いずれにしても暗号化したものはJavaScriptで復元するので、これをOFFの訪問者はソースどころかサイト自体閲覧不可になってしまいます。